デッキ分布
 20150301 愛知CS
 新弾から勢いに乗るシャドールとそれに続いて、影霊衣が多くなっています。

前回の環境の変化では、プトレマイオスの登場で、テラナイトの分布が増えたことと

ネプトアビスの登場により海皇も分布が増えると予想されていたことから

シャドールでは、エフェクトヴェーラーに加え、ブレイクスルー・スキルを

採用した構築が増えました。

 今回、開催された愛知CSでは、シャドールの構築の変化に伴い、影霊衣・海皇にも

構築の変化があらわれました。



虹光の宣告者に注目が
 
 エフェクト・ヴェーラーがほとんどのデッキに3枚採用される環境となり、海皇と影霊衣では

虹光の宣告者を絡めた展開が見られるようになりました。


影霊衣

 影霊衣では、ブンボーグ型の構築が入賞しています。これまでは、トリシューラで

場を返してきましたが、その前にブンボーグで虹光の宣告者を特殊召喚すれば

ヴェーラーを発動できずにトリシューラの効果を通すことができます。

ブンボーグ003の効果発動にヴェーラーを使用したとしてもトリシューラの効果は

通るので、影霊衣と対戦するプレイヤーから見れば、ヴェーラー1枚では止まらず

もう1枚使用できるカードが必要となりました。


海皇
 海皇でも虹光の宣告者を絡めた展開が増え、虹光ムーラングレイスの展開は

もちろんですが、メガロアビスからの展開で、

コスト重曹・ネプトアビスからメガロアビスSSで、

虹光とメガロアビスの場+召喚権という展開ができ、ヴェーラーやヴァルキュルスを

ケアして1キルができるようになりました。


シャドール
 虹光の宣告者の使用が増えると予想されたシャドールは、上位で入賞された方の構築を

見ると、ブレイクスルー・スキルの採用枚数が減り、

激流葬の枚数が2~3枚採用されています。

ヴェーラー1枚でのケアが難しくなり、海皇のワンキル展開をケアするために

激流葬の採用がされたと考えています。



幽鬼うさぎもサイドデッキに採用が増えており、メガロアビスの起動効果に

発動できるといいですね。