決勝トーナメント
 前回のデッキ分布から、征竜のシェアがトップになりましたが、

ベスト4 まで上がったデッキの数を見ると

シャドール4、マドルチェ3、インフェル、征竜、聖刻、テラナイト、電池メン各1です。

私が注目したのは、2 番目に多いマドルチェです。

今回のCSでは、前回の環境から コアキメイル・ドラゴを

メインから複数枚採用することで、シャドールに

対抗できることやソウル・チャージの発売に伴い征竜の使用率が増加しました。

しかし、征竜の使用率の増加を読んだプレイヤーは、征竜に相性がいい

マドルチェを選択した
と 私は考えています。

前回の関東デュエルフェスタでは、マドルチェのシェアは全体の2%で8番目でしたが

今回のカード王CSでは、全体の6%で、征竜、シャドール、テラナイトに続く4番目でした。

地域性を含めても、征竜の使用率に伴い、マドルチェの使用率も増加したと考えられます。

ソウル・チャージ
今回のCSの結果から各デッキのソウル・チャージの採用枚数が調整によって

明確になったと考えています。

入賞されているデッキのソウル・チャージの3枚の投入は、征竜・インフェルニティの2デッキのみで

採用しているデッキでも1枚と調整の結果、デッキの相性とライフコストが大きくかかわっているのが

良くわかります。

征竜・インフェルニティの場合、2つとも墓地を肥やすことが得意のデッキタイプであり、

征竜の場合、ドラゴサックやフェルグランドなど、1度のソウルチャージの発動から

強力な布陣を展開することができます。

インフェルニティの場合、デーモン・ネクロマンサーの2体を蘇生させるだけでも、

十分なアドバンテージを稼ぐことができ、1ゲームに複数枚のソウル・チャージを

発動することができます。

これらの理由から、征竜・インフェルニティはソウル・チャージの複数枚の採用が考えられます。

一方のソウル・チャージを採用枚数が少ないシャドールを例として考えると

シャドールもクリバンディットや針虫など、墓地を肥やすのが得意なデッキタイプではありますが、

ソウル・チャージ発動後の形としては、月華ミドラの布陣やトリシューラの形になります。

シャドールの場合、展開よりも追撃での使用が多く、採用の枚数も少ない構築に

なったと考えられます。

続きは今週中にでも~