新弾が発売してから、オルフェゴールの分布が増加してきました。先週のデッキ分布を見てみると関東では、オルフェゴールの使用率がかなり高く、一方の関西では、オルフェゴールの使用率は低く、環境トップである転生炎獣の使用率が高いという地域によって差がでる結果でした。今週の各CSのデッキ分布を見てみるとどのCSでも転生炎獣の使用率が最も高い印象でしたが、次点でオルフェゴール、閃刀姫、サンダードラゴン(恐竜も含む)が多い結果となりました。また分布は、4テーマが多い印象ですが、入賞デッキを見てみると、魔術師やオルターガイストなどもしっかりと結果を残しており、使用率の低いデッキテーマでも入賞できるチャンスがあると実感します。さらに今週、特に印象に残ったのが、10期からこれまで、発売されたテーマのデッキパワーの底上げがされるなかで、D-HEROの入賞でした。

オルフェゴールの増加について
 前回の記事でも紹介したオルフェゴールの増加についてですが、オルフェゴールの展開動画をみると、終末の騎士+手札1枚から、幻影騎士団を絡めた展開で、幻影霧剣×2、オルフェゴール・クリマクスという非常に強力な布陣を築くことができます。今期、転生炎獣のサンライトウルフやレディデバッカーなどのストラクチャーデッキの発売以降、一気に中古価格が高騰し、転生炎獣に乗り遅れてしまったプレイヤーにとっては、オルフェゴールは、再録で価格も安く組みやすいデッキであるとともにデッキパワーも強力なので、今後デッキ分布を見ても増加する傾向であると感じています。

サイドデッキの構築
 各デッキのサイドデッキの構築を見てみると、今週は、王宮の勅命や魔封じの芳香が多い印象を受けました。さらに同じくレッド・リブートの採用も見られ、先攻では、永続罠による制圧。後攻では、展開の補助と役割を感じました。