いよいよYCS東京の開催まで、目前と迫ってきました。エクストラパックが発売して、原始生命ニビルが登場、YCSで大暴れが予想される未開域がいるなか、どのような結果になるのか、楽しみです。その前に今回のYCSの環境デッキを考察していきます。
1.未開域

 今回の優勝候補といっても過言ではありません。増殖するG、灰流うらら、原始生命ニビル、無限泡影なとメインデッキで採用率の高い手札誘発のカードを貫通する強さを持ち、さらにシングルマッチなので、サイドチェンジがなくアーティファクト・ロンギヌスやドロール&ロックバードも未開域以外に対しては、有効でないデッキテーマもあるので、採用しにくくなっており、未開域に対して非常に追い風となっています。他のデッキテーマでアーティファクト・ロンギヌスやドロール&ロックバードを採用しても3枚の採用はかなり難しいのではないかと思います。

2.転生炎獣

 新弾
IGNITION ASSAULTの発売以降、2つのテーマがよく勝ち上がっている印象で、うちの1つが転生炎獣です。原始生命ニビルとライトニング・ストームの登場、さらには精神操作の採用など、盤面を維持することが難しくなるなかでリカバリーができるテーマが勝ち抜いているのが印象です。転生炎獣については、リカバリーがしやすくレイジ、ロアーを回収し盤面を維持しやすいのが強みです。また前回の大阪大会同様、他のデッキに対する対応力が高いのも印象的です。

3.オルフェゴール 

 最近、勝ち上がっているもう1つのデッキがオルフェゴールです。従来の幻影騎士団を採用した構築とは、変わっており、ビードダウンよりになっています。初動のカードも少なく、手札誘発を複数枚採用することができ、さらに墓穴の指名者と抹殺の指名者が3枚づつ採用できるのが特徴的です。盤面もディンギルスを立て直し、高い打点で戦えるのが魅力です。