いよいよYCSJ名古屋まで1ヵ月を切りました。歴代でガンドラワンキル、未開域といった暴れ馬の枠ですが、今大会では、リリーサードラグーンが登場し、どこまで暴れるのか楽しみです。ちなみに今回のダークホース枠としては、機界騎士です。
あらすじ
・デッキ構築の傾向
・優勝候補 オルフェゴール
・決勝トーナメントに残りそうなデッキ
・先攻部門 リリーサードラグーン、未開域
・後攻部門 サイバードラゴン、インフェルノイド
・罠ビ部門 サブテラー、オルターガイスト
デッキ構築の傾向
前回大会の環境を振り返ってみると未開域が圧倒的なデッキパワーを持つ環境でしたが、参加した方のデッキレシピを見ると手札誘発のカードでは、未開域を意識したドロール&ロックバードやアーティファクト・ロンギヌスの採用は少なく、増殖するG、灰流うららの採用に加え、エフェクト・ヴェーラーやパンクラトプスなどの汎用性のあるカードの採用が多い印象でした。やはりYCSという3000人が参加する大規模イベントでは、未開域も意識しますが、それよりも様々なテーマと対戦することが多いため、構築を尖らせるよりも多くのテーマに対応できるカードを採用し、安定性を重視した構築にしていると感じました。今大会では、リリーサードラグーンは、意識しないといけないので、アーティファクト・ロンギヌスや超融合などのカードに採用が気になるところです。
優勝候補 オルフェゴール
ギルス登場から、2020年1月環境で一気にトップに駆け上がりました。それまで、トップであったドラグーン・ビートのデッキパワーを抜いた点、オルフェゴールのメタカードの代表であるシステムダウンに耐性ができた点と環境デッキのなかでも1歩進んだデッキパワーを持っており、YCS名古屋では、最も使用率が高いと予想されます。閃刀姫など相性が厳しいデッキは、あるもののYCSJのデッキ分布のなかでみれば総合力では、1番を誇るテーマだと思われます。
決勝トーナメントに残りそうなデッキ
先攻部門 リリーサードラグーン、未開域
オルフェゴールを差し置いて、今大会のトップメタになると予想されるのがリリーサードラグーンです。盤面が成立すると特殊召喚を得意とするデッキはほぼ突破不可能なため、実質ゲームが決まってしまいます。なので、今大会では、ドラグーンを意識して、手札誘発の枚数を増やす傾向にあるのでは、ないかと思われます。個人的には、リリーサードラグーンは、相手の手札誘発の枚数が増えると厳しく、原始生命体ニビルはどのデッキでも採用されると思っているので、アポロウーサを立ててから、サベージリリーサー布陣の展開できるドラゴンリンクも選択肢としてありではないかと考えています。
未開域については、終わりの始まりの制限やトポロジック・ガンプラー・ドラゴンの禁止によって、弱体化したのではないかと思う人もいるかと思いますが、現環境でも活躍しており、最終盤面がアポロウーサ、ナチュルエクストリオ、深淵に潜む者が並ぶので、増殖するGでたくさんドローされようが基本的に返せない盤面が成立します。
後攻部門 サイバー・ドラゴン、インフェルノイド
YCSJの1デュエル制ですが、制限時間の短さから、ライフを奪いやすいデッキが有利であり、ルール上適しているのがサイバー・ドラゴンです。1ゲームが25分しかなく、時間切れは敗北扱いなので、ライフを取りずらいデッキや罠ビ同士で、泥試合をしているとあっという間に過ぎてしまいます。サイバー・ドラゴンであれば、サイバー・ドラゴン・インフィニティを構えつつ、ワンキルすることができ、ワンキルを得意とするデッキのなかでも成功率は高いと思われます。現環境でも活躍しており、ヴェルデ・アナコンダ登場により、オーバーロード・フュージョンを素引きしていなくても発動できるようになったことはかなりの強化です。
前回優勝デッキのインフェル・ノイドにですが、爆発力は凄まじく環境のなかでもトップだと思われます。煉獄の虚夢は、決まればゲームを終わらせるパワーを持っており、今大会では、名推理が制限解除されたことから、課題である安定性が高まったところが大きなポイントです。
罠ビ部門 サブテラー、オルターガイスト
他の罠ビと比較して、サブテラーの導師によるサーチ、サブテラーの妖魔による妨害、サブテラーの決戦でのパンプなど、安定性と硬さが売りです。現環境では、ドラグーン入りのサブテラーも活躍しており、1デュエル制のルールでは、罠ビのなかでもルールに適しているテーマだと思われます。
オルターガイストは、過去4回行われたYCSJの中ですべて決勝トーナメントに進出しているテーマです。個人的には、プレイヤーのプレイングの上手さが勝率に反映されるテーマだと思っています。上手いプレイヤーのほとんどが握っているテーマの印象です。今大会では、プークエリの登場によって、ヘクスティアへのアクセス、リンクロスからのキル力が向上し、大幅に強化されたこともあり、活躍が期待されます。現環境では、スキルドレインをメインから採用している構築が主流となっていますが、1デュエル制と多くのテーマと対戦するなかでの構築の変化が楽しみです。
あらすじ
・デッキ構築の傾向
・優勝候補 オルフェゴール
・決勝トーナメントに残りそうなデッキ
・先攻部門 リリーサードラグーン、未開域
・後攻部門 サイバードラゴン、インフェルノイド
・罠ビ部門 サブテラー、オルターガイスト
デッキ構築の傾向
前回大会の環境を振り返ってみると未開域が圧倒的なデッキパワーを持つ環境でしたが、参加した方のデッキレシピを見ると手札誘発のカードでは、未開域を意識したドロール&ロックバードやアーティファクト・ロンギヌスの採用は少なく、増殖するG、灰流うららの採用に加え、エフェクト・ヴェーラーやパンクラトプスなどの汎用性のあるカードの採用が多い印象でした。やはりYCSという3000人が参加する大規模イベントでは、未開域も意識しますが、それよりも様々なテーマと対戦することが多いため、構築を尖らせるよりも多くのテーマに対応できるカードを採用し、安定性を重視した構築にしていると感じました。今大会では、リリーサードラグーンは、意識しないといけないので、アーティファクト・ロンギヌスや超融合などのカードに採用が気になるところです。
優勝候補 オルフェゴール
ギルス登場から、2020年1月環境で一気にトップに駆け上がりました。それまで、トップであったドラグーン・ビートのデッキパワーを抜いた点、オルフェゴールのメタカードの代表であるシステムダウンに耐性ができた点と環境デッキのなかでも1歩進んだデッキパワーを持っており、YCS名古屋では、最も使用率が高いと予想されます。閃刀姫など相性が厳しいデッキは、あるもののYCSJのデッキ分布のなかでみれば総合力では、1番を誇るテーマだと思われます。
決勝トーナメントに残りそうなデッキ
先攻部門 リリーサードラグーン、未開域
オルフェゴールを差し置いて、今大会のトップメタになると予想されるのがリリーサードラグーンです。盤面が成立すると特殊召喚を得意とするデッキはほぼ突破不可能なため、実質ゲームが決まってしまいます。なので、今大会では、ドラグーンを意識して、手札誘発の枚数を増やす傾向にあるのでは、ないかと思われます。個人的には、リリーサードラグーンは、相手の手札誘発の枚数が増えると厳しく、原始生命体ニビルはどのデッキでも採用されると思っているので、アポロウーサを立ててから、サベージリリーサー布陣の展開できるドラゴンリンクも選択肢としてありではないかと考えています。
未開域については、終わりの始まりの制限やトポロジック・ガンプラー・ドラゴンの禁止によって、弱体化したのではないかと思う人もいるかと思いますが、現環境でも活躍しており、最終盤面がアポロウーサ、ナチュルエクストリオ、深淵に潜む者が並ぶので、増殖するGでたくさんドローされようが基本的に返せない盤面が成立します。
後攻部門 サイバー・ドラゴン、インフェルノイド
YCSJの1デュエル制ですが、制限時間の短さから、ライフを奪いやすいデッキが有利であり、ルール上適しているのがサイバー・ドラゴンです。1ゲームが25分しかなく、時間切れは敗北扱いなので、ライフを取りずらいデッキや罠ビ同士で、泥試合をしているとあっという間に過ぎてしまいます。サイバー・ドラゴンであれば、サイバー・ドラゴン・インフィニティを構えつつ、ワンキルすることができ、ワンキルを得意とするデッキのなかでも成功率は高いと思われます。現環境でも活躍しており、ヴェルデ・アナコンダ登場により、オーバーロード・フュージョンを素引きしていなくても発動できるようになったことはかなりの強化です。
前回優勝デッキのインフェル・ノイドにですが、爆発力は凄まじく環境のなかでもトップだと思われます。煉獄の虚夢は、決まればゲームを終わらせるパワーを持っており、今大会では、名推理が制限解除されたことから、課題である安定性が高まったところが大きなポイントです。
罠ビ部門 サブテラー、オルターガイスト
他の罠ビと比較して、サブテラーの導師によるサーチ、サブテラーの妖魔による妨害、サブテラーの決戦でのパンプなど、安定性と硬さが売りです。現環境では、ドラグーン入りのサブテラーも活躍しており、1デュエル制のルールでは、罠ビのなかでもルールに適しているテーマだと思われます。
オルターガイストは、過去4回行われたYCSJの中ですべて決勝トーナメントに進出しているテーマです。個人的には、プレイヤーのプレイングの上手さが勝率に反映されるテーマだと思っています。上手いプレイヤーのほとんどが握っているテーマの印象です。今大会では、プークエリの登場によって、ヘクスティアへのアクセス、リンクロスからのキル力が向上し、大幅に強化されたこともあり、活躍が期待されます。現環境では、スキルドレインをメインから採用している構築が主流となっていますが、1デュエル制と多くのテーマと対戦するなかでの構築の変化が楽しみです。