ジャンプフェスタにて、4月1日に改訂されるマスタールールの発表がありました。現行では、エクストラデッキから特殊召喚するモンスターは、エクストラモンスターゾーンに特殊召喚するか、リンクモンスターのリンク先に特殊召喚するかのどちらかでしたが、4月1日からのマスタールールでは、融合・シンクロ・エクシーズモンスターは、メインモンスターゾーンにも特殊召喚できるようになりました。
 前回の新レギュレーションの記事を書いていたときに来年はアニメの発表もあって、新しい召喚方法も登場するし、いまの現行の環境デッキも4月までなのかなと考えていました。3年前のリンク召喚の登場では、現行の特殊召喚のインフレを上手く抑えたいいシステムだな~と思っていましたが、現実はそうではなく、SPYRALや植物リンク、リンクユニオン、剛鬼、ドラゴンリンク等特殊召喚を多用するデッキばかりでしたね。個人的には、リンクブレインズパックで旧テーマが環境に復帰したり、閃刀姫が登場して以降の環境は、徐々にビードダウン環境になったのはよかったと思います。
新マスタールールの影響
 リンク召喚によって、先行展開でのキャノンソルジャーを筆頭にバーンカードが禁止カードになりました。新マスタールールの施行で気になるのは、シンクロテーマです。気になったのは、トリシューラ×3、Ω、エンタープライズニルでの全ハンデスやTGライブラリアンでの無限ドローあたりです。未開域の規制を参考にするとトリシューラやTGライブラリアンは再び3月あたりに規制が入ると思います。またリンクモンスターは必要なテーマと必要のないテーマで構築が変わって使用頻度が落ち、使用しないカードが増えるので、カードショップはこれからが大変です。

新アニメについて
 絵柄を見ると低学年層向けのアニメになっていて、新規層獲得の取り組みとしてうれしいです。近場のカードショップで、遊戯王の新規勢がいなくて、過疎になっていたのが心配だったので、ここにきて、この発表はよかったと思います。最近の中高生は、ほとんどソシャゲに移行しているのでこの層の獲得は難しくOCGの普及は難しいと思っていましたが、またカードショップに人が増えると思うと楽しみですね。
ラッシュデュエル
 また詳細は発表されていませんが、小学生が新しく遊戯王を始めようとすると、現行のカードプールの資産を集めることや展開デッキの展開パターンを覚えることは、かなり無理があるため、必要なフォーマットだと思います。