デッキ分布
10月12日 ポートCS
  
 
10月13日 関東で、ポートチャレンジカップが開催されました。

前日に全国各地で開催されたCSでは、

新弾の影霊衣【ネクロス】が活躍し、

各地で上位入賞という成績を収めました。

 今回、開催されたポートチャレンジカップは、

新弾が発売して、2日目のCSとなりますが、

デッキ分布も大きく変化する結果となりました。


 まず環境トップだったシャドールが4番手と大きく後退しました。

ネクロスは、儀式召喚による特殊召喚なので

影依融合でアドバンテージを獲得することが難しく、

またトリシューラの影霊衣がシャドールに対して非常に強力で、

場だけでなく、墓地や手札をフルに活用するシャドールにとって

相手の場・墓地・手札を枯渇させることが

できるトリシューラは天敵です。

ネクロスが流行することもあって、ネクロスを苦手とする

シャドールが後退する結果になったと考えています。

 一方、ネクロスを苦手とするシャドール側は、現在の構築から、

特殊召喚に対して強力であるシェキナーガをより

特殊召喚できるような構築へと

大きく見直しをしなければならないと考えています。

 

 次に環境2番手だったクリフォートが、

環境トップのシェアになりました。

ネクロスが流行するにあたって、クリフォートの最近の構築は、

メインから虚無空間やスキル・ドレインを採用しており、

ネクロスに対して、有利にゲームを運べることもあって、

使用者が増え、環境トップになったと考えています。

 


ポートチャレンジカップ 結果

優勝 クリフォート

2位 妖仙獣

3位 クリフォート

4位 シャドール

 前日は、ネクロスに対してメタやプレイングが

定まっていないことが、結果としてネクロスの上位入賞に

大きく影響しましたが、ポートチャレンジカップでは、

ネクロスに対して、しっかりとした対策がとられていました。

ポートチャレンジカップで、参加されたプレイヤーの方の

デッキレシピを見ると前回のネクロス上陸!!で紹介した

マインド・クラッシュやライオウに加え

ドロール&ロックバードや霊滅術師カイクウ・相乗りなどの

採用も見られました。

 
妖仙獣
 今回のポートチャレンジカップでは、妖仙獣が準優勝に

入賞されています。入賞するまで、新弾はネクロスの話題で

もちきりでしたが、妖仙獣も負けていません。

強制脱出装置を内蔵している妖仙獣鎌壱太刀、

直接攻撃ができる妖仙獣鎌弐太刀、

サーチ効果をもつ妖仙獣鎌参太刀、

とモンスターが充実しています。

また、獣戦士族なので、炎舞ー「天キ」対応しており、

強欲で謙虚な壺を発動したターンであっても、

展開できるのが妖仙獣の強みだと感じました。


ネクロスの今後
 前日とは、一変してメタが厳しくなり、上位入賞が

難しくなったネクロスですが

メタられても、勝ち残るデッキが、環境デッキだと思います。

来週、愛知で行われるオータムカップでは、

どのような変化が見られるのか楽しみですね。

ポートチャレンジカップ結果